齋藤洋一イラストレーション

雲に浮かぶ寄り道

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雲に浮かぶ寄り道

ハンバート・ハンバートの「しろつめくさ」という曲を聞いていたら
創作意欲が浮かんだ作品です。

背景に今気になっている、あるアーティストさんの
画風を勉強し、エッセンス程度に組み込んでいます。

絵はポップですが、失恋・後悔・未練・執着がメインテーマとなっています。
「しろつめくさ」の歌詞に出てくる「僕」は、
メタ認知が足りない自己愛の強い人物のような感じがして、
そこからテーマをあまり美しくないもので揃えてみました。

しかし、いかなる動機であっても
誰かを傷つける事は無く、自分が明日を生きる糧になっているのであれば
それはそれでアリなんじゃないか、という思いがあります。

絶望せず、否定せず、希望を抱き明日に進む。
ネガティブな事は結構簡単で、ポジティブな事は意外と難しい。
思考を雲の様にフワフワと浮遊させて難しく考える事から解脱し、
時には過去の想い出に寄り道なんかして自分の人生を肯定。
ネガポジ反転を促すための一服をしよう、
という想いで作品を描きました。

題名:雲に浮かぶ寄り道
テーマ:失恋・後悔・未練・執着、そして明日への希望
制作:2017年
サイズ:297 mm × 210 mm (A4)
素材:ケント紙、ミリペン、Photoshop


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