ゲームぼうや

任天堂の初代ゲームボーイ。世代には懐かしくて仕方ない、偉大な名品。

今の率直な感想は、巨大な割に画面は小さくて暗くて見にくい上に重い。
（おまけに単三電池を４本も使うのだから、これはただごとではない）

でも外でゲームが出来る、もしくは家で親がテレビを見ててもゲームが出来る
ということがどれほど感動的だったか
言葉でこの気持ちを表すことができません。

２０２２年現在、据え置き型ゲーム機もまだあるけれど
スマートフォンでもパソコンでもゲームで遊べる時代になりました。

でも私の中でゲーム機の象徴的な存在は初代ゲームボーイです。
そのゲームボーイへの敬意や謝意と、ゲームの環境が確実に変わっていく時流に
得体のしれない寂しさを感じ、本作を描いてみました。
画面の中の少年の感情がハッキリとは分からないという点が本作の重要点です。

こぼれ話ですが、画面下のロゴは当初「GAME BOYA（ゲームぼうや）」にしようと思ったのですが
それだと最後のAを取ってしまえば「GAME BOY」そのままで商標権侵害になっちゃうかなと思いボツにしました。

Gで始まり「GAME」と綴りが似ている4文字の単語で「GUAM」が思いつたので
「GUAM BOYA」としました。
その隣のNimrondoは全く意味はありません。

題名：ゲームぼうや/GAME BOYA
製作年：2022年